谷村新司 追悼特別企画、アリスのオリジナルアルバム10作を最新マスタリングで6/26に復刻!各盤にアルバム未収録曲を追加収録
各盤、作品の解説や制作背景や写真などを掲載した全32ページのスペシャル・ブックレット付き
1972 年3月5日、シングル『走っておいで恋人よ』で谷村新司と堀内孝雄が二人組のアリスとしてデビュー。同年5月5日、矢沢透が合流し晴れて三人のアリスとなる。その後、1974 年には年間 303 ステージを記録するなどのライブ活動を続け、1975 年に『今はもうだれも』のヒットを契機に、『冬の稲妻』『涙の誓い』『ジョニーの子守唄』『チャンピオン』『狂った果実』等のヒット曲を連発。
1978 年に日本人アーティストとして初の日本武道館 3 日間公演を成功させ、1981 年には日中国交正常化 10周年を記念して北京コンサート行うなど、アリスは日本の音楽シーンへ偉大なる足跡を築いた。
1987 年にはアリスとしての活動を再開し、21 世紀の今もなおアリスと谷村新司の楽曲とパフォーマンスは、老若男女を問わず愛され続けている。
今回、谷村新司 追悼特別企画として、アリスがこれまでに世に送り出したオリジナル・アルバムに最新リマスタリングを施し、2024年6月26日に発売されることが発表された。
アリスが東芝 EMI 時代にリリースした7作とポリスターからリリースした3作のオリジナル・アルバム。それぞれの作品に当時アルバムに未収録であったシングル曲やバージョン違いをボーナス・トラックとして追加収録し、新装版として一挙リリースとなる。
また、各盤には作品の解説や制作背景や写真などを掲載したスペシャル・ブックレット『アリス・アナザーストーリー』が同梱。雑誌『昭和40年男』編集部監修のもと、原稿の執筆にはアリス作品のオーソリティである内本順一氏(『昭和40年男』アリス特集原執筆)と田口史人氏(『アリスは不思議な飛行船』著者)を起用している。
さらに9月にはアリスのライブアルバムも復刻される予定だ。
作品情報
タイトル:
『ALICE I +4』 (オリジナル発売:1972 年 9 月 5 日)
『ALICE II+1』 (オリジナル発売:1973 年 6 月 5 日)
『ALICE III +2』 (オリジナル発売:1973 年 12 月 25 日)
『ALICE IV +2』 (オリジナル発売:1975 年 5 月 5 日)
『ALICE V +3』 (オリジナル発売:1976 年 7 月 5 日)
『ALICE VI +4』 (オリジナル発売:1978 年 4 月 5 日)
『ALICE VII +6』 (オリジナル発売:1979 年 6 月 5 日)
『ALICE VIII +2』 (オリジナル発売:1980 年 8 月 25 日)
『ALICE IX 謀反+1』(オリジナル発売:1981 年 7 月 5 日)
『ALICE X +1』 (オリジナル発売:1987 年 12 月 15 日)
仕様・価格:全作品共通3,520 円(SHM-CD、スペシャル・ブックレット『アリス・アナザーストーリー』全32P予定、三方背スリーブケース)
アリス プロフィール
1971 年谷村新司、堀内孝雄が矢沢透が合流することを前提に二人組のアリスを結成。
翌 1972 年に矢沢透が合流し晴れて三人のアリスとなる
1981 年に活動停止後、限定的な再結成を経て、3 人が還暦を迎える 2009 年に 28 年ぶりの完全再始動を発表。全国ツアー『ALICE LIVE ALIVE2009~I’m home~』を敢行し、2010 年東京ドームにて『ALICE in TOKYO DOME』開催。
2013 年に 26 年ぶりとなるオリジナル・アルバム『ALICE XI』をリリースし、日本武道館を含む、全国 47 都道府県ライブツアー『ALICE TOUR 2013~It’s a Time~』を敢行する。
メンバー全員が古希となる 2019 年、『70 歳の限りなき挑戦』と銘打ち、大阪城ホール 2days を含む全国ツアーを行う。活動 50 年目を迎える 2022 年に約 34 年ぶりとなる両 A 面シングル『告白/キセキフルヨル』をリリースし、有明アリーナで『ALICE GREAT 50』を開催、3 人揃ってのライブはこの日が最後となった。
2023 年 10 月 8 日に谷村新司が永眠する。