ボブ・ディランの若き時代を映画化！『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2025年2月に公開決定！

ヒット作が多発するアーティストの自伝映画、今度はボブ・ディラン

　60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描いた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2025年2月に公開されることが発表された。

　ボブ・ディランとは、アメリカを代表するシンガーソングライター。1962年のデビュー以来、『風に吹かれて』『時代は変る』『ミスター・タンブリン・マン』『ライク・ア・ローリング・ストーン』などの数々の大ヒット曲を発表、2016年にはノーベル平和賞を得るといつ快挙を成し遂げた偉大なミュージシャンだ。83歳となった現在もステージに立ち続けている。

　主人公となるボブ・ディランを演じるのは、いま人気、実力とも頂点に立つ若手俳優として、世界中を虜にするティモシー・シャラメ。映画『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、近年では、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『DUNE/デューン』シリーズなど、全世界で大ヒットのハリウッド超大作に立て続けに出演。卓越した演技力と表現の幅広さで、観客と批評家の双方から圧倒的な支持を集める若きスターとして、他の追随を許さない圧倒的存在だ。

　監督を務めるのは、『ウォーク・ザ・ライン／君につづく道』、『フォードvsフェラーリ』を手掛け、『LOGAN／ローガン』では第90回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた名匠ジェームズ・マンゴールド。『ウォーク・ザ・ライン／君につづく道』で、アメリカ音楽界の伝説的な歌手ジョニー・キャッシュとその妻の波乱に満ちた人生を感動的に紡ぎオスカーに導いたほか、大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』でもエグゼクティブ・プロデューサーとして手腕を大いに発揮、世界を感動させる傑作として送り出した。

　そんなマンゴールド監督が、本作では、2023年の日本公演の熱狂も記憶に新しい、80歳を過ぎても今なお世界中のステージに立ち、生き方そのものが幅広い世代にフォロワーを産む、20世紀、21世紀を通しての最大の巨人、ボブ・ディランの“伝説の始まり”をエモーショナルに紡いでいく。

　タイトルの“A Complete Unknown”とは、米音楽誌ローリング・ストーンが2004年に選出した<最も偉大な500曲＞で１位に選ばれた、ボブ・ディランの代表曲『ライク・ア・ローリング・ストーン』の一節だ。

　クイーン『ボヘミアン・ラプソディ』、エルヴィス・プレスリーの『エルヴィス』、ボブ・マーリーの『ボブ・マーリー：ONE LOVE』などここ近年、アーティストを題材とした映画が大ヒットしている。豪華スタッフによって手掛けられたボブ・ディランの『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』も多くの注目を集め、話題となる事は間違いないだろう。

映画情報

タイトル：名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN
公開：2025年2月
監督：ジェームズ・マンゴールド
出演：ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニングなど
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
北米公開：2024年12月
原題：A COMPLETE UNKNOWN
コピーライト：©2024 Searchlight Pictures.
公式サイト： https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown