ソウルフル&ファンキー!ダンサブルな昭和歌謡曲のオムニバス盤がリリース!

1968年から1978年までにリリースされた和製ブラックミュージックの数々が全40曲

収録曲のオリジナルジャケットの数々

 1968年、ティナ・ターナーをはじめ多くの海外アーティストがライブを行った伝説のディスコ『赤坂MUGEN』がオープン、スティービー・ワンダーが来日したTamla-Motown Festivalが開催。当時の日本はソウルやファンクなどのグルーヴィーなサウンドが最先端の音楽として、注目を集めた。

 その影響で、歌謡界では弘田三枝子、堺正章、ちあきなおみ、さらには芸人の牧伸二も和製ソウルやファンクの曲をリリースするほどだった。

 その多くをリリースしていたのが、当時赤坂に本社があった日本コロムビア。その日本コロムビアから2014年にリリースされたコンピレーションアルバム『アカサカ・ソウル』が2025年1月29日に再発された。

  2014年にリリースされた『アカサカ・ソウル』は1968年からディスコブームが盛り上がっていた1978年までにリリースされた曲を収録したオリジナル編とカヴァー編の2枚。オリジナル編は、日本で作られた曲が並び、カヴァー編はスティービー・ワンダー『迷信』、ウィルソン・ピケット『ダンス天国』など海外のソウルやファンクの曲を弘田三枝子やしばたはつみらがカヴァーしたナンバーが並ぶ。現在は、中古市場で高値取引がされる幻の名盤だ。今回、この2枚を1パッケージにまとめての再リリースになる。

ダイジェスト試聴Disc1
ダイジェスト試聴Disc2

 また、オリジナル編から厳選した8曲に新規2曲を加えた新装盤が『アカサカ・ソウル・ファンク』として、和モノのリリースに力を入れているフランスのレーベル『180g』よりLPでのリリースが決定。同時に日本コロムビアから世界に向けてデジタル配信される。

 日本人が歌い上げた昭和のソウルフル&ファンキーなナンバー。ダンサブルな昭和歌謡に耳を傾けてみてはいかがだろうか。

作品情報

タイトル:アカサカ・ソウル デラックス40 Masterpieces of Japanese Soul 1968-1978
リリース中
仕様・価格:2CD¥3,080
特設サイト:https://columbia.jp/prod-info/COCP-42389-90/