数々のシティ・ポップの名曲を生み出した編曲家・山川恵津子、セルフカバー3曲が全世界配信に!

大瀧詠一や山下達郎、竹内まりやなどのレコーディングに参加、1000曲以上を編曲

 大瀧詠一や山下達郎、竹内まりや谷山浩子や八神純子などのレコーディングに参加、さらに小泉今日子『100%男⼥交際』で1986年日本レコード⼤賞編曲賞を⼥性で初めて受賞、おニャン子クラブ、渡辺満⾥奈など1000 曲以上を作編曲したシティ・ポップムーブメントの立役者の一人、作編曲家の山川恵津子。

 彼女がタワーレコードから2024年5月29日にリリースしたコンピレーションCD『編曲の美学山川恵津子の仕事』のビクターエンタテインメント盤とポニーキャニオン盤の中から、セルフカバーした3曲が全世界配信されることになった。

 配信は第1弾が6月29日に行われ、曲は『なみだは媚薬』。2023年に発売された伊藤蘭のデビュー50周年記念アルバム『LEVEL9.9』収録曲で、今回も、オリジナル作品同様、山川自身の作編曲で、セカンドライン・ビートが印象的な楽曲だ。

 第2弾は7月31日に配信リリース。タイトルは『Do Yah!』。この楽曲は2021年に発売された森川美穂のアルバム『I・N・G』の収録曲で、ミッド・アーバン・ファンクなグルーヴを感じさせる1曲だ。

 最後の第3弾は8月28日リリースの『UTOPIA』。2023年に発売されたジャンクフジヤマのアルバム『DREAMIN'』収録曲。浮遊感のあるスムース&メローなトラックが特徴的だ。

 山川恵津子はこれまで1000曲以上の作編曲、3000曲以上のコーラスワークを手がけ、またキーボード・プレイヤーとしても数多くの作品に参加している。そして、アレンジャーとしてはその作品制作の過程で、全てのボーカル、コーラスや全楽器のトラックをチェックし、場合によっては自ら録音してきた。そういった意味では、ある種現代の“トラックメーカー”のハシリと言っても過言ではない。今回の新曲3曲も全てのトラックを山川自身の手によって制作・録音された楽曲である。

作品情報

タイトル:なみだは媚薬
配信中
配信サイト:https://www.jvcmusic.co.jp/-/Linkall/VE3WT-11087.html

タイトル:Do Yah!
配信:2024年7月31日

タイトル:UTOPIA
配信:2024年8月28日

山川恵津子 プロフィール

フェリス⼥学院大学音楽学部声楽科卒業。1980 年、八神純子へ楽曲提供した『Be My Best Friend』で公式に作曲家デビュー。

谷山浩子や八神純子、山下達郎、⽵内まりやらのツアー及びレコーディングにも参加。大瀧詠⼀『NIAGARA TRAIANGLE Vol.2』参加。1982 年、鳴海寛と結成した東北新幹線としてアルバム『THRU TRAFFIC』を発表。スタジオ・ミュージシャンとして松⽥聖子などのガイドボーカルも担当。小泉今日子、おニャン子クラブ、など様々なアーティストやアイドルのヒット曲の作編曲を数多く手がける。渡辺満⾥奈のアルバ『EVERGREEN』では全曲の編曲を担当するなど、現在まで様々なアーティストの作品の作編曲を手掛け、総作品数は1.000 曲を超える。J-POP、アイドル歌謡の成熟・高度化に貢献。

現在もアーティストの作編曲プロデュースのみならず、ドラマや舞台音楽などにも仕事の幅を広げ活動している。

<主な参加作品・手掛けたアーティスト>︓小泉今日子 『100%男⼥交際』(編曲)(1986 年『日本レコード大賞』編曲賞受賞)、⽴花理佐『キミはどんとくらい』(作曲編曲)、渡辺満⾥奈ホワイトラビットからのメッセージ』(作曲編曲)、谷山浩子『カントリーガール』(編曲)、岡本舞子『愛って林檎ですか』(作曲編曲)、他にもアグネス・チャン、岩崎宏美、岩崎良美、新⽥恵利、八神純子、松本伊代、早⾒ 優、石井明美、広拆香美、小川範子、志賀真理子、伊藤 蘭、CoCo、Qlair、寺嶋由芙….など多数。

山川恵津子 公式サイト

HP:http://www.etsu-style.tv/