南野陽子「はいからさん…」「楽園のDoor」などアイドル当時の衣装を数々披露!40周年記念コンサートツアーをスタート!初日の模様が公開!
東京・渋谷のNHK ホールにて開催、シングル全曲を含む24曲を熱唱

歌手で俳優の南野陽子が2025年7月27 日、東京・渋谷のNHK ホールにて、40周年記念コンサートツアー「YOKO MINAMINO 40th Anniversary 〜ALL singles 〜"楽園のDoor"」の開幕公演を開催。シングル全曲を含む24曲を熱唱し、その模様が公開された。
「『あのときこうだったな』と思い出したりして、歌いながら鼻がツンとなったりしちゃうんです」
ファンの前に姿を現した南野は「(心臓の)バクバクがぜんぜん止まらなくて。どうしよう。心臓が飛び出しそうなくらいに緊張していますが、始まっちゃいました」と40周年記念コンサートツアーが幕を開けた心境を言葉に。「ここに来てくださった方全員が本当に大切な人です。まさかね、ここでこんなコンサートができるなんて本当に思っていなかったので、奇跡だなと感じるくらいです。本当にみなさんに感謝しています」とあいさつした。 衣装や演出でもこだわりが散りばめられていた。華族の家で花嫁修業をすることになった主人公のお転婆娘を演じた映画『はいからさんが通る』(1987)では大正ロマン風に袴を履くスタイルが話題となったが、南野が袴姿で登場すると詰めかけたファンから大歓声が沸き上がった。

コンサートのタイトルにもある『楽園のDoor』は、主演を務めた映画『スケバン刑事』(1987)の主題歌で初のオリコンチャート第1位を獲得した楽曲。パープルのドレスにピンクのリボンというスタイルは当時の衣装を再現したもので、「『あのときこうだったな』と思い出したりして、歌いながら鼻がツンとなったりしちゃうんです」と本人にとってもひときわ感慨深い演出となったことを明かした。

「楽園のDoor」から8作品連続でオリコン1位を獲得することとなった名曲「秋からも、そばにいて」では、ブラウンのトップスにロングスカートの衣装を披露。この衣装は黒柳徹子らが司会を務めた生放送の歌番組『ザ・ベストテン』で南野が歌唱中に歌詞を忘れてしまったときに着用していたものを再現したもの。「よりによってなんで(歌詞を忘れたときの衣装)!」と悲鳴をあげてファンを笑わせた。