シティ・ポップファンも注目!レジェント・ミュージシャン、小坂忠のアーカイヴ・ブックが完成
レジェンド・ミュージシャン、小坂忠のすべてが詰め込められた至極の一冊
シティ・ポップファンからも人気が高いミュージシャン、小坂忠とその妻・高叡華が著者となる『小坂忠アーカイヴ・ブック 今も 夢の続き』(シンコーミュージック・エンタテイメント)が9月29日に発売される。
小坂忠は、日本ロックの創成期を支えたアーティストだ。1966年にロックバンド、ザ・フローラルのヴォーカルとしてデビューし、1969年に細野晴臣、松本隆らとエイプリル・フールを結成。解散後、1971年にソロアルバム『ありがとう 』(1971年)を発表、以降は松任谷正隆、後藤次利らとのフォージョー・ハーフで『もっともっと』(1972 年)、ティンパンアレーとレコーディングを行った『HORO』(1975年)など、60 年代 末から亡くなる2022年まで、ロックだけではなく、R&B、ゴスペルまで多くのすぐれた楽曲を発表している。現在のシティ・ポップブームにおいても、小坂忠の作品はとても高い評価を得ている。
本書は小坂忠のアーカイヴ・ブックとして、現在は入手困難になっている自伝的エッセイ『まだ夢の続き』の全文掲載、自ら語る代表曲の解説、公私にわたるパートナーである高叡華の回想録、日本を代表する写真家によるポートレート、各種インタビュー、ともに時代を歩いてきた“フレンド”たちの書きおろし原稿をまとめた一冊。まさに小坂忠のすべてがわかる書籍となっている。
本人の作品はもちろん、シティ・ポップ系ミュージシャンの多くとともに作品を作り上げた小坂忠。本書はシティ・ポップファンの興味を十分に満足させることは間違いない。
書籍詳細
『小坂忠アーカイヴ・ブック 今も 夢の続き』小坂忠・高叡華著
A5判/予価2500円/240ページ/9月29日発売予定
出版社:シンコーミュージック・エンタテイメント