世界的人気を誇るガールズバンド BAND-MAID、メイドの日(5/10)のスペシャル公演で全22曲を爆演したライブレポートが公開!

超満員の東京・Zepp Hanedaで格段にレベルアップしたテク&パフォーマンスを披露

 アメリカの大物バンドincubus(読み:インキュバス)と共作&共演をし、今や世界的人気のガールズバンドとなったBAND-MAIDが、2024年5月10日に東京・Zepp Hanedaで『BAND-MAID THE DAY OF MAID』を開催し、そのライブレポートが公開された。

 “メイドの日”となるこの日、この特別公演を待ち侘びたご主人様・お嬢様(ファンの呼称)の姿で会場は超満員。2020年8月16日、BAND-MAIDにとって Zepp Hanedaでの初お給仕(ライブ)となるはずであったツアーファイナル公演はコロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、別の場所からオンラインお給仕(配信ライブ)を届けたことがある。そのためこの日はBAND-MAIDにとってのZepp Hanedaリベンジ公演ともいえ、二重に特別な公演となった。

SAIKI(Vo.)が「かかってこいよー!」と煽り、楽曲史上最速の『BLACK HOLE』で開幕

 おなじみのSEが流れ出し巻き起こった大歓声と手拍子に迎えられてメンバーが登場すると、SAIKI(Vo.)の「かかってこいよー!」という煽りとともにBAND-MAID楽曲史上最速の『BLACK HOLE』でアクセル全開にお給仕がスタート。

 続けて『Giovanni』『Balance』『HATE?』と勢いを緩めることなくフロアを盛り上げると、「THE DAY OF MAID、BAND-MAIDですっぽ!」と、小鳩ミク(Vo./Gt.)の挨拶で本日最初のMCパートへ。BAND-MAIDが“メイドの日”にリアルイベントでお給仕を開催するのは実に5年ぶり、改めてご主人様・お嬢様にこの日を迎えられたことに対して感謝を伝えた後は、アニメ『ケンガンアシュラ』Season2 エンディング主題歌としても世界中で支持を集める『Shambles』をパフォーマンス。

 KANAMI(Gt.)の力強いギタープレイから始まる『火花』、MISA(Ba.)のスラップから鳴り響くベースラインが印象的な『I still seek revenge.』、SAIKIのクールで力強いボーカルが炸裂する『Why Why Why』、BAND-MAIDの『原点回帰』と『現点進化』を体現する『Manners』など、2021年発売アルバム『Unseen World』収録の3曲を立て続けに披露。各メンバーの高い演奏スキルが際立つインストゥルメンタル楽曲『from now on』で観客を圧倒した直後、MCではメンバー同士の仲の良さが感じられるやり取りで会場を笑いに包むなど、演奏とMCとのギャップにも思わず微笑んでしまう。

 続く後半パートでは、SAIKIが「後半戦いけるかー!」と叫び『After Life』でフロアの熱に再び火をつける。不意打ちの未リリース曲『Go easy』でオーディエンスを大いに盛り上げると、アコースティックギターに持ち替えた小鳩ミクの演奏から『Memorable』が始まり、続けて『about Us』とお給仕はバラードゾーンへ。先日東京ガーデンシアターでの共演も大きな話題となったアメリカの大人気オルタナティヴ・バンド、incubusのマイク・アインジガー(Gt)と共作した新曲『Bestie』の壮大なサウンドとボーカルで会場中が満たされる。

 『Corallium』から再びアップテンポなナンバーでギアをあげると、まだリリース前ながらお給仕で定番曲になりつつある、小鳩ミクがリードボーカルの『Brightest star』を披露。先に披露された『Go easy』とともに今夏発売のフルアルバムに収録予定との発表がされると会場は歓喜の声で溢れる。絶賛制作中というフルアルバムの話題に触れると、メンバーへの期待と応援のエールがたくさん贈られた。

最後は、小鳩ミクがお馴染みの「いってらっしゃいませご主人様・お嬢様!BAND-MAIDでしたっぽー!」で終演

 そして、小鳩ミクによるお馴染みのコールアンドレスポンス”おまじないタイム”で会場の一体感とボルテージがさらに高まったところで『Unleash!!!!!』へ。そのまま『H-G-K』『Influencer』『Magie』『NO GOD』とラストスパートを全速力で駆け抜け、最後はSAIKIの「メイドの日最高だったかー!」という声に大歓声で応えるフロア。最後の最後は、小鳩ミクがお馴染みのフレーズ「いってらっしゃいませご主人様・お嬢様!BAND-MAIDでしたっぽー!」と笑顔で叫び、『BAND-MAID THE DAY OF MAID』は大盛況のなか幕を閉じた。

 MCでもアナウンスされていた『BAND-MAID × The Warning(ウォーニング)SPECIAL SHOW IN JAPAN』や初のホールツアー『BAND-MAID HALL TOUR 2024』はもちろん、『RISING SUN ROCK FESTIVAL』『SUMMER SONIC 2024』などのフェス出演も6月以降に控えているBAND-MAID。 2024年、さらなる飛躍を遂げるに違いないだろう。

Photo by 伊東実咲

『BAND-MAID THE DAY OF MAID』 SETLIST
1 BLACK HOLE
2 Giovanni
3 Balance
4 HATE?
5 Shambles
6   火花
7 I still seek revenge.
8 Why Why Why
9 Manners
10 from now on
11 After Life
12 Go easy(新曲)
13 Memorable
14 about Us
15 Bestie
16 Corallium
17 Brightest star(新曲)
18 Unleash!!!!!
19 H-G-K
20 Influencer
21 Magie(新曲)
22 NO GOD

ライブ概要

タイトル:BAND-MAID THE DAY OF MAID
日時:2024年5月10日 開場17時/開演18時
会場:Zepp Haneda(東京)

BAND-MAID / Shambles (Official Music Video)

BAND-MAID /Bestie(Official Music Video)

ライブ情報

タイトル:BAND-MAID × The Warning SPECIAL SHOW IN JAPAN
開催日:2024年6月12日(水)
会場:東京・六本木EXシアター

BAND-MAID プロフィール

全米ツアー動員2万人超、世界的人気のガールズバンド 。メンバーは小鳩ミク (Gt/Vo)、SAIKI (Vo)、KANAMI (Gt)、AKANE (Dr)、MISA (Ba)の5人。

メイドの見た目とは相反するハードなロックサウンドが、全世界のファンやメディアから支持を得ており、YouTubeの総再生回数は1億8,000万回を超える。

世界中のファンによるYouTubeのリアクションビデオも続々と公開されており、4,000万回以上の再生を記録。世界中のロック・メタルファンからも支持を受け、2022年開催の全米ツアーでの動員は二万人を超えるなど、いま海外で最も人気のあるガールズバンドとなっている。

日本の大型フェスティバルのステージを揺らしながら、毎年のようにワールドツアーを実施。現在までアメリカ、イギリス、ヨーロッパを周り、各公演でソールドアウトを記録。

2019年には、世界最大級のイベンター『Live Nation』とのツアーパートナーシップを発表し、ロック界の伝説Tony Viscontiによるプロデュースを含むアルバム『Conqueror』をリリース。

2020年には全米での展開パートナーとして 『United Talent Agency』とのアライアンスを発表。アルバム『Unseen World』をリリースし、2021年にはNetflix映画『Kate』でハリウッドデビューを果たす。

2022年には世界的人気音楽フェス『AFTERSHOCK』に出演し、動員数2万人越えの全米ツアーも完遂。全米ツアー直後にGuns N’ Rosesの来日公演にも出演を果たす。

2023年は結成10周年となり、10周年ツアーを世界各地で開催。世界最大級のフェス『ロラパルーザ』含め、4つの大型海外フェスに出演し、ファイナルは横浜アリーナで10周年を締めくくった。

2024年は『新章開幕』とし、夏にはフルアルバムのリリースも控えている。

4月に世界的メガバンドINCUBUSのマイク・アインジガーとの共作曲『Bestie』をリリースするなど、目標として掲げる世界征服へ向け、全世界規模での躍進を続けている。

BAND-MAID 公式サイト&SNS

HP:https://bandmaid.tokyo
YouTube:https://www.youtube.com/@BANDMAID
X:https://twitter.com/bandmaid
Instagram:https://www.instagram.com/bandmaid.jp/